関節障害 Vol.2
動揺関節:靭帯・筋といった関節の支持機構や関節面の破損により関節が生理的範囲以上の可動性を示す場合を動揺関節と呼ぶ。
関節捻挫:関節包や靭帯といった関節の支持組織に断裂などの損傷が生じた状態。
生理的な可動域を超えた運動が強制された場合などに起こる。
受傷後、関節面のずれが無いもの。
一時的に脱臼を起こした後に自然整復されたものも含む。
関節障害 Vol.1
拘縮:主たる原因が関節包外の軟部組織に起因する関節可動域制限
強直:主たる原因が関節構成体に起因する関節可動域制限。
実際には両者を明確に区分することは難しい場合が多い。拘縮が長期化すれば関節構成体に二次的な変化が加わる場合もあり、逆に強直が関節包外の軟部組織に影響を与える場合もある。
9月の施術について 2
寒暖の差が大きく、露出部である首周辺の筋肉の温度低下がもたらす各種症状が増加傾向にある。
患者側が訴える・訴えないを別に精査し、問題が有れば対応するよう心掛けたい。