2012-01-01から1年間の記事一覧

9月の施術について 2

寒暖の差が大きく、露出部である首周辺の筋肉の温度低下がもたらす各種症状が増加傾向にある。患者側が訴える・訴えないを別に精査し、問題が有れば対応するよう心掛けたい。

9月の施術について

この時期、暑さは残るものの時折涼しい日も挟む。 エアコン使用時、涼しい時でも暑い時と同様の温度設定のまま過ごす人は多い。この為、過度に体は冷やされる。特に表皮が露出している部位の冷えは顕著である。 冷えからくる体調不良も多い事から、首元・足…

梅雨時の施術について

梅雨になると神経痛を筆頭に各種症状を訴える方が増える。 気圧の変化によって神経の感受性が変化することが、痛覚神経にも影響を与えていると考えられる。そのため、神経過敏(場合によっては神経鈍麻)を考慮した施術が求められる。施術開始時に行う予備的…

顎関節への施術 4

顎関節症を発症している場合、頸椎・胸椎に歪みがある事がある。 とくに第一・第二頸椎と、それに付随したバランス是正のための歪みが胸椎に見られる。頸椎・胸椎を矯正した場合、即効性は乏しいが緩やかに顎関節の可動域が拡大していく。

斜頸(先天性筋性斜頸) Vol.1

胸鎖乳突筋の先天性拘縮により頭部の傾斜を起こす。 拘縮の原因として、胎内での圧迫・遺伝性の胚種異常・分娩時外傷説などが挙げられる。頭部は患側に傾斜し、健側に回旋する。 患側の胸鎖乳突筋は短縮している。 頭部・顔面は非対称となる。 頸椎・胸椎上…

脊柱側弯症 Vol.2

後天性側弯症 ・特発性:もっとも多い ・神経筋疾患を伴うもの:ポリオ・筋ジストロフィー症・筋委縮症 など ・先天性異常と合併するもの◎特発性側弯症 乳幼児型・幼児型・思春期型があり、思春期型が最も多い。 思春期型は10歳以降に発生し、成長が停止する…

脊柱側弯症 Vol.1

先天性側弯症 脊柱・肋骨の奇形によるもの。・半椎体楔状形 椎体が楔状になっているもの・塊椎 上下の椎体が癒合しているもの・偏側性の椎弓や椎体 椎体の片方のみ癒合などの奇形が見られるもの

顎関節への施術 3

顎関節への施術を行う道中、効果が頭打ちになることがある。 患者の生活習慣の改善により、効率的に症状が改善する場合がある。まず、平常時に上の歯と下のはを当てないように過ごすことが重要である。 加えて、鏡を見ながら眉間・鼻筋と顎の先端が、一直線…