顎関節

顎関節への施術 4

顎関節症を発症している場合、頸椎・胸椎に歪みがある事がある。 とくに第一・第二頸椎と、それに付随したバランス是正のための歪みが胸椎に見られる。頸椎・胸椎を矯正した場合、即効性は乏しいが緩やかに顎関節の可動域が拡大していく。

顎関節への施術 3

顎関節への施術を行う道中、効果が頭打ちになることがある。 患者の生活習慣の改善により、効率的に症状が改善する場合がある。まず、平常時に上の歯と下のはを当てないように過ごすことが重要である。 加えて、鏡を見ながら眉間・鼻筋と顎の先端が、一直線…

顎関節への施術 2

顎関節症を発症している場合、下顎骨の動きが歪になっている事が多い。 この事で片方の顎関節に負担が掛かり、筋肉拘縮により症状が悪化する。よって、施術の際には、顎関節周囲の筋肉の弛緩を目的とするが、左右差の改善も必須である。 施術時、時々顎関節…

顎関節への施術

顎関節症を発症している場合、顎関節の自由度が著しく低下している。 この為、顎関節周囲の筋肉を弛緩を目的とした施術をする。 直接刺激可能な顎関節周囲の筋肉の起始・停止に、各筋肉に最適な刺激を与えて弛緩させていく。 この時、当該筋肉の弛緩に加えて…

顎関節の特徴

顎関節は他の関節に比べ極端に自由度の高い関節となっている。 (他の関節であれば脱臼している状態) この為、咀嚼筋の柔軟性・長さが足りないと可動域が極端に限定される。可動域制限を受けると顎を動かした時に「カクッ」と関節が鳴ったり、酷くなると口…

顎関節の筋肉(咀嚼筋)

咬筋:起始は頬骨弓、停止は下顎角外面の咬筋粗面。側頭筋:起始は頭頂骨・側頭骨の側頭鱗、停止は下顎骨の筋突起。外側翼突筋:起始は蝶形骨の側頭下窩、停止は下顎骨の下顎頚。内側翼突筋:蝶形骨の翼突窩、停止は下顎角の内面。*咀嚼筋の支配神経は全て…