顎関節への施術 2

顎関節症を発症している場合、下顎骨の動きが歪になっている事が多い。
この事で片方の顎関節に負担が掛かり、筋肉拘縮により症状が悪化する。よって、施術の際には、顎関節周囲の筋肉の弛緩を目的とするが、左右差の改善も必須である。
施術時、時々顎関節を自動運動させ、動きを観察し患側中心に再度施術をする。
この時、患側のみを施術するのではなく、健側・患側ともに施術をする。左右の施術の強度に変化をもたせ、左右差の改善に努める。