頚肩腕症候群

首や肩の痛みが強すぎて整形外科に行くとよく付けられる病名。
椎間板ヘルニア胸郭出口症候群 等の整形外科的疾患で当てはまらない時に頚肩腕症候群と言われるみたいです。
つまり、重度の肩こり・首のコリなどの事ですね。

この重度の肩こりの中で最近急増中なのがマウス症候群といわれる症状。
マウス症候群とはパソコンのマウスを使っていると首や肩が痛くなっる症状で、時に”手の痺れ”や”ダルさ”を伴う。

以前はストレートネックとゴチャゴチャに記載されている文献もあったが、
ストレートネックとは、真直ぐになりすぎている頸椎がもたらす症状
マウス症候群とは、パソコンによる作業中に激化する首・肩・腕に対する症状
という記載が多い。

ストレートネックの人がデスクワーク中に症状が激化すると訴える例は多い。その為、ストレートネックの人が罹患する1つの症状としてマウス症候群(の状態)を分類する学者もいる。

色々述べたが頚肩腕症候群と診断された場合は、酷い軽いは別にして要は肩こりです。

肩こりということは、様々な肩の痛みや強張りなどの総称です。原因となるべきものも多数存在しますので一言で「○○をすれば治る」と表現する事が出来ません。
やみくもに雑誌やTVで見た健康増進法にトライしても適切か不適切かによって効果がマチマチになります。原因行動を突き止め改善するとともに、必要な治療を施せば高確率で改善します。
そのため頚肩腕症候群と診断された場合に必要なのは、
「患者さん自身の冷静な判断」
ではないかと私は思います。